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活性酸素


「酸素」って実は毒なんです!!
最近は、テレビなどでも「活性酸素」という言葉がよく流れるようになりました。
特に、健康番組では、はやり言葉の一つと言ってもいいほどです。
一度、整理して、理解しておきましょう!!

1.酸素はもともと生物にとって毒
 
はるか昔、地球に生命が誕生したとき、そこには酸素はありませんでした。私たちの最初のご先祖様は、酸素の無い世界で生まれ、酸素を使わずに生きていたんです。
こうした原始的な生物にとっては、酸素は大変な毒物だったのです。怪我をしたときに、オキシドール=過酸化水素水で消毒しますよね。あれは、酸素の泡で細菌を殺しているんです。
さて、そうこうするうちに、原始の地球では日光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素から必要な栄養分を作り出せる生物=植物が誕生しました。
お日様の力で生きていけるのですから、画期的な出来事だったのですが、困ったことに植物は光合成の結果、毒ガスの「酸素」を発生させてしまうのです。
さぁ困った、地球最初の環境問題の発生です!なんとこのとき、地球上の生命の大多数が滅んでしまっているのです。有名な恐竜の絶滅のときよりも破壊的な大絶滅だったと言われているほどです。
さて、酸素による全地球的な汚染を生き延びたのは、体が酸化されて壊れていくのを防ぐ力を持った生物でした。これらの生物は、酸素の化学変化を起こしやすい性質を利用して、体の成長を早めたり、素早く運動したり出来るように進化していき、現代の生き物になっていったのです。
つまり、災いを転じて福としてきたわけです。生物の進化って大したものですね。


2.酸素の毒性を防ぐ仕組み
 
人間の体は、酸素を上手に活用できるように様々な仕組みを持っています。
今では、もともと毒ガスだった酸素無しでは窒息して死んでしまうほど酸素に依存しています。
体内に入った酸素は、細胞の新陳代謝に役立ち、生きるためのエネルギーを作り出してくれているのですが、ここで問題になるのが「活性酸素」です。
生き物が体内で酸素を使うと、普通の酸素よりも化学反応しやすい「活性酸素」が必ず発生します。
この「活性酸素」は体内に侵入した細菌をやっつけることなどに利用されるのですが、基本的には体を痛める悪玉です。ほおって置くと、体は、どんどんダメージを受けてしまいますので、私たちの体には、活性酸素の働きを抑える、抗酸化機能を持った酵素(SOD)が存在し、細胞を活性酸素の脅威から守っています。また、CoQ10、ビタミンC、ビタミンE、カテキンなど、健康番組でよく登場する成分も、やはり活性酸素の働きを抑える機能を持っています。


3.老化や生活習慣病と活性酸素
 
このような体を酸素から守る仕組みがきちんと働いている間は良いのですが、ストレス、食生活の乱れ、運動不足、過度の運動、病気などの原因で、体内に活性酸素が大量に発生してしまうと、これらの仕組みでは活性酸素を抑えきれず、更に活性酸素が発生するという悪循環に陥ってしまいます。
このような状況が続くと、細胞や血液が損傷を受け、過酸化脂質=酸化された脂肪分が体内に蓄積され、老化が進んだり、生活習慣病になったりしてしまいます。
活性酸素の害を野放しにすることが、動脈硬化症、高血圧、脳卒中、心不全、ガン、糖尿病などの主要な原因になっているのです。
人間が老化する原因として、最も有力視されているのが「フリーラジカル説」と言われるもので、これは、「私たちが生きるために体内に取り入れている酸素が、実は、老化の元凶だった。」というものです。
つまり、活性酸素の害を抑えることによって、老化や生活習慣病を防ぐことが出来るということです。

静岡県袋井市には、「日本老化制御研究所」があり、この研究所は、20年前から、活性酸素と老化の関係に着目し、研究を続けてきた、世界特許も持っている研究施設です。

http://www.jaica.com/


4.活性酸素に負けない生活を!
 
本来、人間の体は酸素を上手に使うように出来ていますから、こうした仕組みがきちんと働くように心がけることが大切です。
まずは、食べ過ぎや運動不足、過度な運動を避けるようにしてください。
また、体内の抗酸化酵素の援軍として、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、ベータカロチンなどの抗酸化力(アンチオキシダント)のある成分を含む食品を意識して食べるようにしましょう。 抗酸化力の強い栄養を配合したサプリメントを積極的に利用するのもよい方法です。


5.あなたの活性酸素が測れます!!
 
実は、あなたの体内の活性酸素が5分でチェックできるのです!
活性酸素が体に悪さをすることは、今まで説明してきましたが、実際に自分の体内でどれだけの活性酸素が発生しているのかは、なかなか分かりませんね。
当社の「活性酸素セルフチェック」を使えば、尿を数滴とるだけで、わずか5分であなたの体内でどれだけ活性酸素が発生しているかを測定できます。
一度、ご自分やご家族の生活習慣が、体に優しいのかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
また、さらに詳しいことが知りたい場合には、日本老化制御研究所の検査システムで、あなたが受けている「活性酸素によるダメージ」や「遺伝子の損傷度」。また、体内のビタミン・ミネラルの量を測定することができます。


6.活性酸素の大量発生の原因
 
私たちが、通常呼吸で取りこんだ酸素のうちの3%は、活性酸素になります。
活性酸素の発生率が3%くらいであれば体内にある活性酸素を消去する物質(抗酸化剤)によって中和されるのですが、下記の原因により体内で活性酸素が大量発生することがあります。

・ストレスを感じたとき(最大の活性酸素の発生原因)
・タバコを吸ったとき
・アルコールを飲んだとき
・紫外線を浴びたときスポーツや激しい運動などで、酸素の消費量が増えたとき
・電磁波を浴びたとき(携帯電話、テレビ、電子レンジ、など)
・医薬品,食品添加物,制がん剤などの化学物質が入ったとき
・病原菌が入ったとき
・レントゲンなどで放射線を浴びたとき
・工場の有毒ガスや車の排気ガスを吸ったとき



7.活性酸素が原因で起こる身近な病気
 
活性酸素が原因で起こる身近な病気には、次のようなものがあります。

ガン、高血圧、動脈硬化、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、
不整脈、肺炎、感染症、肺気腫、潰瘍、肝炎、肝硬変、
白血病、エイズ、アトピー性皮膚炎、白内障 など

病気の90%は、活性酸素が原因と言われています。また、私たちの細胞は、活性酸素から、細胞一つ当たり、1日に、1万回の攻撃を受けているといわれています。



8.ちょっと専門的に説明すると
 
活性酸素(フリーラジカル)と呼ばれるものは4種類あり、それぞれに異なった性質があります。

スーパーオキシド
他の物質から奪った電子1個が酸素分子の片方に入り込んだタイプの活性酸素。体内で初めに酸素分子から生成される活性酸素でもあります。この活性酸素は、細胞内のミトコンドリアが酸素からエネルギーを作るとき(呼吸など)にできるもので、私たちは、このスーパーオキシドの発生からは逃げられません。人間の体内で最も大量に発生するポピュラーなものだが、他の活性酸素に比べると反応性が低く、体に与える影響も少ない。しかし、電子や水素原子のやりとりが進むことで、ヒドロキシラジカルなど毒性の強い活性酸素に変化する可能性が高い。

過酸化水素
酸素原子と2つと水素原子2つが結合してできた活性酸素の仲間で、殺菌剤「オキシドール」としてよく知られています。酸化力は大きくないが、とても不安定で、わずかなきっかけで2つに分かれ、狂暴なヒドロキシラジカルになってしまう。

一重項酸素
通常の酸素(三重項酸素)から電子が2つ欠けた状態で、安定しようと電子を強く求めるため、非常に酸化力が強い。そのため、次々と他の活性酸素に姿を変えていきます。皮膚が紫外線にあたると皮下組織内でよく発生し、皮膚がんをはじめ、多くの病気を引き起こす原因となります。

ヒドロキシラジカル
酸素分子が分裂して互いに独立した2個の酸素原子となって、それぞれが水素と結合したものです。体内で酸素から直接生成されることはなく、スーパーオキシドや過酸化水素から発生するといわれています。活性酸素の中で最も反応性、酸化力が強く、これが生活習慣病やがん、老化などを引き起こす主犯格とも言われています。


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