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成長期のための栄養素

成長期のための栄養素

人生の中で最も栄養を必要とするのは小学生から高校生にかけての成長期で、この時期は多くの栄養素を成人並みに摂取する必要があります。
このため、栄養欠乏を起こしやすい時期でもあり、適切な栄養補給が特に大切です。


成長期の特徴

成長期は必要とされるエネルギーや栄養素の量が増大しているため、欠乏症になりやすい時期と言えます。
栄養不足の状態では正常な発育に障害がでるとともに、感染症に対する抵抗力も低下してしまいます。
また、子供たちは解毒のメカニズムが十分に発達していないので、汚染物質や毒素、食品添加物などにも敏感に反応してしまうともいわれています。
さらに、昨今の子供で増えている、アレルギー、注意欠陥多動性障害、自閉症、生活習慣病には、栄養素のアンバランスが関わっている可能性があります。

成長期と栄養素

成長期は必要とされるエネルギーや栄養素の量が増大しているため、欠乏症になりやすい時期と言えます。
栄養不足の状態では正常な発育に障害がでるとともに、感染症に対する抵抗力も低下してしまいます。
また、子供たちは解毒のメカニズムが十分に発達していないので、汚染物質や毒素、食品添加物などにも敏感に反応してしまうともいわれています。
さらに、昨今の子供で増えている、アレルギー、注意欠陥多動性障害、自閉症、生活習慣病には、栄養素のアンバランスが関わっている可能性があります。

成長期に大切な栄養素

成長期に特に必要な栄養素は次の通りで、12~14歳の推奨量は成人とほぼ同じ量に設定されています。

 
【タンパク質】
筋肉や骨、成長ホルモンなど体の主な構成成分です。
12~14歳(男子)のタンパク質の1日分の推奨量は60gと設定されており、この量は成人男子と同じです。
また、女子では、12~17歳までの間の推奨量(55g/日)は、成人女子(50g/日)よりも多い値です。

 
【鉄】
成長期はヘモグロビン量および総鉄量の増大が著しく、鉄欠乏貧血になる子供も少なくありません。
鉄の推奨量が一生のうちで一番多いのは、男女ともに12~14歳頃で、男子は11mg/日。
女子は14mg/日(月経ありの場合)と設定されています。

成長期はスポーツに打ち込むことが多く、溶血性貧血 や鉄欠乏性貧血など、いわゆる「スポーツ貧血」も多いようです。
貧血はスポーツの成績に影響することはもちろんですが、発育や普段の生活、正常な精神活動にも  大きな影響を及ぼします。

 
【カルシウム・マグネシウム】
健康な骨や歯の発育に不可欠な栄養素です。皮膚の日光暴露が少ない場合にはビタミンDも大切です。

 
【亜鉛】
正常な細胞分裂に必須で、欠乏すると発達不全、食欲不振、味覚障害、創傷治癒の不良を引き起こします。
 

【ビタミンB群】
エネルギーの産生、成長、脳や神経の発達に不可欠です。

栄養補給で注意すべきこと

【過剰摂取】
小児を対象とした試験が行われることは少ないため、資料は十分ではありませんが一般に子供は成人よりもビタミンの毒性に敏感に反応するといわれています。 
そのため、12歳以下の子供に対しては過剰症への注意が大切です。
特に、ミネラルや脂溶性のビタミンをサプリメントで摂取させる際には、各年齢の上限量とサプリメントの配合量を必ず確認してください。

 
【偏食・欠食】
近年では、家庭の事情で子供の個食(孤食)が増え、同時に、加工食品、ファーストフードの利用が増加したことで、栄養バランスの極端な偏りが発生しています。
また、夜型生活の影響で朝になってもお腹が空かず、朝食を食べずに学校に向かう「朝食の欠食」が増えており、平成21年の国民健康・栄養調査では、14歳以下の子供の約6%が朝食を欠いているとの調査結果が出ています。

学校給食や子供の意思に任せて大丈夫?

学校給食は栄養士が管理しており、計算上はバランスが良いとされていますが、食品成分表を用いた栄養価計算では、三大栄養素の量はある程度把握できる一方、調理や洗浄、流通過程での損失の著しいビタミンやミネラルについては配慮が十分でないため、実際にはビタミンやミネラルの摂取が不足している可能性が高いといわれています。

また、小学生になると自分で食べるものを選ぶ機会も 増えるため、ファーストフードや加工食品の摂取が増える傾向にありますが、これらの食品もカロリーに対してビタミンやミネラルが不足しています。


  
参考:日本人の食事摂取基準 2010