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ビタミンD - 商品開発ストーリー


栄養素としての「ビタミンD」には、実に多様な効果が期待されている

ヘルシーパスでは2010年3月、ビタミンDへの世間の注目の高まりを受け、いち早くビタミンD単体のサプリメントの開発をスタートさせました。

その開発にあたり、心がけたのは「シンプルさ」「使いやすさ」「飲みやすさ」です。

シンプルな設計のサプリメントながら、原材料の選定やカプセルの形状、配合量など、細かな部分も吟味を重ね、2010年12月にビタミンDサプリメントを発売しました。

ビタミンDについて

栄養素「ビタミンD」はヒト皮膚に存在するコレステロールから日光の紫外線を浴びて体内で作られますので、冬場や日光を避ける生活をする方には不足しがちな栄養素です。

積極的に摂取することで様々な効果が期待される、注目度急上昇しています。

ビタミンDは、皮膚でビタミンDの前駆体(7-デヒドロコレステロール)から紫外線の働きで生成された後、肝臓、腎臓で活性化されて効果を発揮します。
そのため、週に2回、5~30分位は日光を浴びることが推奨されます。

なお、経口で摂取されたビタミンDも同様に肝臓、腎臓で活性化される必要があります。
ビタミンDは、きくらげ(乾)、あんこう(肝)、サケ、サバ、にしん、うなぎに多く含まれています。

ビタミンDの最適な摂取量は?

2015年(平成27年)の日本人栄養素摂取量は男女全ての年代においてVD摂取目安量を上回っていますが、ビタミンDの様々な効果を期待するには、1日25μg(1,000IU)以上の摂取が有効であるとの論文も多数報告されています。

日光に当たる事で体内でも合成されますが、現代人は日焼け止めなどにより紫外線をさけてしまっているため、体内で十分に合成できていない可能性があります。

現在、世界的にビタミンD不足が問題となり、その原因の一つとして「紫外線を必要以上に避けている事」が挙げられています。

ここで大切なのは、どの程度紫外線を浴びるとメリット(ビタミンD生成)があり、どの程度浴びるとリスク(皮膚の健康悪化)となるのか知ることです。
「必要な日光浴時間」と「皮膚に直接的な影響が出始める時間」を算出したのが下記の表で、この表から冬季は多くの地域で日光浴だけでは十分なビタミンDを生成するのは難しいことがわかります。

ビタミンDは、日本人の食事摂取基準でも改定のたびに必要量が増えています。

ビタミンD原料の工夫

サプリメントは食品に分類されるため、配合できるビタミンD原料は天然に存在するビタミンD2かビタミンD3のどちらかしかありません。

※医薬品である活性型ビタミンDはごく少量で効果が発揮されるため、天然のビタミンDと比較すると摂取量は1/100~1/50程度で済みますが、効き目が鋭い分、使用には医師の指導の元で使う必要があります。

ビタミンD2(エルゴカルシフェロール、Ergocalciferol)はキノコ類に含まれていることが知られています。
ビタミンD3(コレカルシフェロール、Cholecalciferol)は動物に多く含まれます。

ビタミンD2とビタミンD3は体内での代謝には変わりがないと言われていますが、ヒトの体内ではビタミンD3の形で使われるため、サプリメントなどで摂る場合にはビタミンD3の形の方が良いと考えられています。

当社のビタミンDサプリメントでは、ビタミンDの原材料としてニュージーランドやオーストラリア産の羊毛脂から抽出したコレステロールをもとに合成されたものを使用しています。
ビタミンDの原料として「タラの肝油」も検討しましたが、ビタミンDの含有率が低く、サプリメントとして十分な量を摂るのは非現実的と考えました。

なお、羊毛由来ということで、抗生物質などの残留を気にされる方もおられると思いましたので「ゲンタマイシン」「テトラサイクリン」「ネオマイシン」「ベンジルペニシリン」について検査を行い、いずれの抗生物質も検出されないことを確認済みです。

医薬品である活性型ビタミンDはごく少量で効果が発揮されるため、天然のビタミンDと比較すると摂取量は1/100~1/50程度で済みますが、残念ながら、活性型ビタミンDはサプリメントには使用できない医薬品成分です。

また、当社ではソフトカプセルを製造するにあたり、充填用の油まで妥協せずに選びました。

充填油はメイン原料をソフトカプセルにスムーズに入れるためのモノなので、機能性を持たせる必要はなく、安ければ安いほど良い。との考え方から安価なオリーブ油やベニバナ油を選択するメーカーも多いようですが、当社では、α-リノレン酸を摂取することできる、亜麻仁油(ニュージーランド産)を選択しました。

充填油に亜麻仁油を選んだことで原価がやや高くなってしまいましたが、せっかく油を摂取するのであれば少しでも意味のある油を摂ってもらいたいと考えた結果です。

充填油の1粒中の量は多くありませんが、この僅かな油にも当社のサプリメントに掛ける想いが凝縮しています。

配合の工夫

特に冬場の流行時、学校の学級閉鎖などが出始める時期には、予防の為に通常のマルチビタミン&ミネラルに加えてビタミンDを追加で摂取することをお勧めする医師も多いため、子供からお年寄りまでどの世代でも飲みやすく、摂取量を調整しやすいよう、1粒で1000IU(25㎍)という設計にしました。

1000IU(25㎍)といっても、サプリメントの素材としては実際の配合量はごくわずかです。

そのため、1粒に2000IU(50㎍)、3000IU(75㎍)の配合も可能ですが、1粒に多く配合してしまうと、幅広い年代や体格の方に合わせることが難しくなってしまいます。

※小児の耐用上限量は20~30㎍です。(日本人の食事摂取基準2015)

1粒の含有量を多くしてしまうと減らすことができませんが、体格や状況に合わせて多く摂ることは可能です。
ビタミンDはカプセル自体が小さいため、2粒や3粒摂取しても負担になり難いと考えています。

栄養療法を積極的に取り組んでおられるドクターからは1粒あたり5000IUなどの高含有を要望されることもありますが、より多くのドクター、多くのユーザー、幅広い世代(子供)にも活用してもらいたいと考えているため、当社では、1000IU(25㎍)の配合としています。

誰でも飲めるように…。飲みやすさの追求

お子様からお年寄りまで幅広く利用してもらいたいと思い、配合量以外にもカプセルの形状やサイズにも留意しました。
※お子様の場合、まずはお食事から栄養素を摂ることをお勧めします。どうしても食事からの摂取が難しい場合には医師にご相談の上、お召し上がりください。

ビタミンDの原料にはオイル状の他に粉末の原料もあるため、原価だけを考えれば打錠やハードカプセルでの製造も可能でした。

しかし、嚥下の苦手な高齢者やサプリメントを飲むことに慣れていない小さなお子様にも飲んでもらうことを想定していたため、最も飲みやすい形状として「ソフトカプセル」を選びました。

ソフトカプセルはつるつるとしていて、ある程度の重さもあるため、のどに引っかかり難く飲みこみやすい特徴があります。

打錠やハードカプセルに比べると、コストが掛かり価格は上がってしまいますが、当社では飲みやすさを優先し小さなソフトカプセルを選びました。

電子ノギスでの寸法測定の写真(長径10.5㎜、短径6.1㎜)

社内飲用試験も行いました

ビタミンDでは、社内スタッフ(ボランティア)で飲用試験も行いました。

ビタミンDの摂取量は、1,000IU(1日1粒)および5,000IU(1日5粒)、2群6名ずつとし、初期の血中ビタミンD 濃度が等しくなるように群分けを行い、9~10月にかけての4週間摂取した結果、1,000IU摂取群は36.3(ng/mL)から46.3(ng/mL)へ、5,000IU 摂取群は36.5(ng/mL)から61.5(ng/mL)へと、それぞれ有意に増加しました。

また、摂取前後における血中濃度変化量は1,000IUに比べ5,000IUが有意に増加していたことも分かりました。

この試験の結論として、
ビタミンDの摂取は1日1,000IUで有意に増加し、5,000IU摂取しても血中濃度は1,000IU摂取の増加量の5倍には増加しないことが分かりました。
つまり、通常は1日1000IUの摂取量で十分であり、季節や状況に応じて一気に濃度を上げたい時は、多めに摂取するとよいことが分かりました。


(試験の裏話)
当社スタッフは普段からビタミンDを自由に摂れる環境にいるため、世の中の平均と比較すると、元々かなり高い血中濃度になっており、欠乏している者はいませんでした。

ちなみに、ビタミンDの血中濃度は25(OH)D3で測定し、この値が30~60ng/mlであればビタミンDが満たされていると言われています。

なお、日本人の食事摂取基準2015年版によると、成人のビタミンDの耐容上限量は100μg(4,000IU)/日であるため、1日4カプセルまでは問題ない量です。

社内試験結果

まとめ

ビタミンDサプリメントは、紫外線対策をしている方や日光に当たる機会が少ない方のビタミンDの補給に利用していただくことを目的として、誰にでも飲みやすい、小さなソフトカプセル 1粒に25µg(1000IU)という計算しやすい量で設計しています。

充填油にも配慮し、オメガ3系脂肪酸である「亜麻仁油」を使っています。

多くの方にご利用いただき、2010年12月の発売以来、累計出荷数は75,000本を超えています。(2019年10月時点)