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配合量


配合量は「ビタミン・ミネラルの摂取基準量」を超えていれば欠乏症にはなりませんが、快適な生活を送るために必要な栄養素は十分に補給されているとは限りません。

サプリメントを選ぶ際には、目的に応じた配合量が満たされているのかを見極めることも重要です。

配合量は目的によって選ぶ

「マルチビタミン」という名称のサプリメントを比べてみても、日本のコンビニ、ドラッグストアで入手できるものと、医療機関で利用されているものでは、配合量と種類の点で、まったく別物といえるほどの違いがあります。
それには、摂取基準が関係しています。

日本の栄養素の摂取基準は、各栄養素が欠乏症に陥らないように設定された基準です。
現代の日本では、ビタミン欠乏症でお悩みの方はほとんどいないにも関わらず、日本のサプリメントメーカーの多くは日本の摂取基準に倣ってサプリメントを設計しています。

しかし、この設計では、ビタミンの薬理効果や抗酸化作用は期待できません。
薬理効果やQOLの向上に役立つことを期待する場合には、日本の摂取基準(安全基準等)をベースに置き、さらに進歩した摂取量が必要です。

基礎的な栄養素をもれなく配合しているか?

患者様の中には、マスコミの健康情報や広告、知人の体験談などをより所に流行のサプリメントや、ローヤルゼリー、にんにくなど伝統の健康食品を利用している方も多いと思います。

しかし、それらの成分には、有効性、安全性の面でエビデンスが十分でないものも少なくありません。
サプリメントとして最初に補うべき栄養素は、多くの方が不足しており、医学的にも証拠が確立されている「基礎的なビタミンミネラル」です。
その他の抗酸化物質や特別な成分は、基礎的な栄養素を補ったあと、必要に応じて摂取すべきものです。

エビデンスはあるのか?

サプリメントなど健康食品は、最終製品としてのエビデンスがある商品はほとんどありません。
しかし、使用している原材料のなかでビタミン、ミネラルに関しては、古くから研究が進み、安全性はもちろん、効果に関するエビデンスがあります。また、特定の疾患への効果も証明されているものもあります。

たとえば、アメリカの健康食品業界の団体である「栄養評議会」が科学的根拠に基づいて「有効である」と栄養補助を推奨している疾患には次のようなものがあります。

1.骨粗鬆症に対するカルシウム、ビタミンD
2.出産児の神経管閉鎖不全症予防のため適齢女性への葉酸
3.心臓病疾患予防のための葉酸
4.心臓病疾患予防のためのビタミンE
5.高齢者の免疫維持のためのビタミンミネラル
6.白内障予防のための抗酸化栄養素(ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン)
7.網膜黄斑変性症に対するカロテノイド
8.がん予防のための抗酸化栄養素
9.慢性疾患に対する食物繊維
10.心臓疾患に対するオメガ3系脂肪酸
参考:栄養補助食品 糸川嘉則著 金芳堂