●打錠
粉を固める瞬間、盤面の温度が最大60℃に達するといわれています。
しかしながら、この熱がかかるのは一瞬で、しかも表面のみです。
●ハードカプセル
ハードカプセルの製造では、熱がかかる工程はありません。
機械の摩擦熱が多少かかる可能性はありますが、混合末全体の温度上昇に繋がるようなレベルではないと考えています。
●ソフトカプセル
ゼラチンは温度が低すぎると固まってしまうため、60~70℃の温水を流し、常にタンク内部が50℃後半となるよう調整することで、固まらないようにしています。また、ゼラチンをシート状するときには30℃以下に冷やされます(型で打ち抜かれる直前に、成型しやすいように40℃までゼラチンを昇温しますが一瞬です)ので、ゼラチン皮膜の熱を受けて内容液に影響が出ることはないと考えています。
当社では、各製造工程における熱が与える影響を判断するために、各工程で製造されたサプリメントの栄養素量が減っていないか?油が酸化していないか?などの分析を行い、問題ないことを確認しております。その結果から、仮に、製造時に熱がかかっていたとしても、品質には影響を与えていないと判断しています。
<参考資料>
ヘルシーパス ブログ
サプリメント製造工場見学