ビタミンとミネラルでインフルエンザ対策


身近で体調を崩している人がいないためあまり実感はありませんが、インフルエンザが流行しているようですね風邪ひき

皆さんは大丈夫ですか?

今回は、インフルエンザ対策でお勧めしたいビタミンとミネラルについて簡単にご紹介しますbulb

一般的なインフルエンザの予防

厚生労働省は、インフルエンザを予防する有効な方法として以下の6項目を挙げています。

1.流行前のワクチン接種
2.飛沫感染対策としての咳エチケット
3.外出後の手洗い・アルコール消毒など
4.適度な湿度(50~60%)の保持
5.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
6.人込みや繁華街への外出を控える

インフルエンザ予防のためには、インフルエンザウイルスを体内に侵入させないことや、十分な休養や栄養摂取により抵抗力をつけることが大切ですベッドご飯

栄養素摂取で特にお勧めしたい栄養素

ビタミンC

一般的に、風邪やインフルエンザの予防や治療にはビタミンCが良いと言われており、これは、1970年にライナス・カール・ポーリング博士という、ノーベル賞を2回も受賞された偉大な生化学者(量子化学者)が、自身の経験から「風邪の予防や治療のためには毎日数グラムのビタミンCが良い」と著書で言及したことが、世界中に広まったと考えられていますbook
この後、ビタミンCの風邪に対する有効性を検証するための研究が数多く行われ、現在、ビタミンCの有効性を示唆する科学的な報告には以下のようなものがあります。

1.熱やストレスなどで過剰に発生した活性酸素の消去
2.白血球やマクロファージなどの機能を高めることによる免疫機能の増強
3.抗ウイルス性タンパク質であるインターフェロンの産生促進
4.ウイルスの不活性化

ビタミンCの有効性は科学的にまだハッキリと証明されているわけではありませんが、風邪やインフルエンザ以外にも美容面(コラーゲン生成)アンチエイジング(抗酸化)などにも効果が期待できる栄養素ですキラキラ
また、ビタミンCは上限量が決まっておらず安全性も高いため、ポーリング博士の言う通り、毎日数グラムのビタミンCを補給しても損はないかもしれませんねいちご

【ビタミンCを多く含む食品】
ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴ 等

ビタミンD

ビタミンDの働きは、血中カルシウム濃度を調節して骨の健康を保つことが有名です。
しかしその他にも、強力なホルモンとして働いて体内の約200種類の遺伝子に作用し、遺伝子発現を調節することでインフルエンザやがん、アルツハイマーなどにも効果が期待されています。
また、2010年3月に東京慈恵医科大のチームが報告しており、
『1日30μg(1,200IU)のビタミンDを摂取したグループのインフルエンザ発症率は、ビタミンDなしの約半分であった。』
ということです。

私たちの皮膚は、日光(紫外線)に当たるとビタミンDを合成することができますが、紫外線を避けて生活している人や日照時間が短くなる冬季は不足しやすいと考えられます。
ビタミンDは上限量が決まっているため過剰摂取には注意が必要ですが、より多く摂取することでビタミンDの様々な効果を期待しようという考えもあり、積極的な摂取を勧める場合もあります。

【ビタミンDを多く含む食品】
きくらげ、しらす干し、紅鮭、煮干し 等

ビタミンA(ベータカロテン)

ビタミンAは目や皮膚、粘膜を正常に保ち、免疫にも関与していると言われていますeyes
特に、鼻や喉の粘膜はウイルスの体内への侵入を防ぐ大切なバリアとなるため、粘膜の健康を保つことは大変重要です。

また「ベータカロテン」は、体内で必要に応じてビタミンAに変化するだけでなく、強力な抗酸化作用もあります。
上限量も決まっていないため、大量に摂取する場合はベータカロテンとしての摂取がお勧めですにんじん

※ビタミンAとビタミンDは核内の受容体が共通であるために、ビタミンDを積極的に摂取することでビタミンAが不足してしまう可能性があります。
ビタミンAの欠乏症には眼球結膜の乾燥(ドライアイ)や閉鎖面皰(白ニキビ)などがあるため、ビタミンDを多く摂取している場合は、こういった症状が起きていないか注意する必要があります。

【ビタミンAを多く含む食品】
レバー類、うなぎ、ホタルイカ、ぎんだら 等

【ベータカロテンを多く含む食品】
しそ、モロヘイヤ、ニンジン、ホウレンソウ 等

亜鉛

身体の正常な成長と維持に必要で、免疫機能や傷の治り、血液の凝固など多くの作用に欠かせませんshokopon
ビタミンAの作用を助けるともいわれ、バリアとなる粘膜の健康に役立ちます。

【亜鉛を多く含む食品】
牡蠣、煮干し、レバー、大豆製品 等

※脂溶性のビタミン(D.A,K,E)やミネラルは、1日の上限量が決まっている場合が多い栄養素です。
サプリメントなどで栄養素補給をお考えの場合は、厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」で年齢別の各栄養素の摂取量ついて推奨量や目安量、上限量などを設定していますので、参考にしてみてください。
↓↓
食事摂取基準2010年度版

まとめ

旬の食材であるブロッコリーやホウレンソウ、牡蠣などに加えてレバーや紅鮭、煮干しなどを食べてビタミン・ミネラルをしっかり補給し、インフルエンザに対抗しましょう!!

もし、食べ物からの十分な栄養素補給が難しい場合は、サプリメント(高性能なマルチビタミン&ミネラルなど)での補給もお勧めですよ(*^_^*)ラブラブ

(さ)

厚生労働省のホームページ
国立健康・栄養研究所のホームページ
日本食品標準成分表2010
ビタミンCの辞典:東京堂出版
ビタミンD革命 日光の恵みビタミンDの力:バベルプレス
サーファーに花粉症はいない:小学館
 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20219962?dopt=Abstract

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