【論文紹介】サッカーで前立腺がん患者の骨を強化


前立腺がんの治療でホルモン療法が行われることがありますが、その副作用として骨粗鬆症が心配されますドクロ
骨粗鬆症対策には薬の投与もありますが、もっと健康的な方法で予防や治療ができれば嬉しいですよねblush

今回は、「サッカーが前立腺がん治療における骨粗鬆症対策になりうる」ことについて調べている論文をご紹介しますbulb

 


●サッカーで前立腺がん患者の骨を強化
前立腺がん治療の副作用で起こる骨粗鬆症の予防や治療として、週に数回1時間程度のサッカーをするのが有効の可能性があるようだ」という内容のデンマーク・コペンハーゲン大学の研究者らの報告ですサゲサゲ↓

【目的】
前立腺がんの治療では、男性ホルモンであるアンドロゲンの除去療法が行われることがあるが、男性ホルモンが少なくなることで骨格筋系の健康を損ない、副作用として骨粗鬆症となってしまうことがある。

運動の刺激によって筋肉や骨が強化されるが、サッカーは減速や加速、ランニングなどが繰り返される運動であり、筋肉や骨の健康維持・増進に効果が期待される。

そこで、サッカーをすることが前立腺がん治療をしている男性の骨粗鬆症対策となるかを調べる。

【対象】
6か月以上、前立腺がんの治療でホルモン療法を受けている男性57名

【方法】
対象者をランダムに以下の2群にわけ、骨密度や骨代謝マーカー、身体組成、身体機能などを評価した。
サッカーをする群FTG:29名)
※1回45~60分間を週に2~3回、32週間行った

サッカーをしないで標準的な治療を受ける群CON:28名)

【結果】
・FTGは股関節大腿骨軸骨密度が有意に高かった(CONと比べて1~2%増加し、年齢にして2~4歳ほど若い年齢と同等)。
・FTGはジャンプ力階段を上る速さ有意に高かった

【まとめ】
サッカーは、前立腺がんでホルモン療法を受けている男性の骨粗鬆症対策となる可能性がある

<論文要旨>
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26572756

前立腺がんでホルモン療法を受けている人だけでなく、老化で起こる骨粗鬆症の対策にもサッカーは有効かもしれませんねサッカーボールキラキラ
また、場所や人数などの問題でサッカーが難しい場合には、フットサルもお勧めですグッド!

骨粗鬆症対策の薬はありますが、薬には大なり小なり副作用がつきものですscream
薬に頼らない骨粗鬆症対策として、サッカーフットサルをしてみてはいかがでしょうかはてなマーク

 

(さ)

 

<参考>
・リンク・デ・ダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース(http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=52091&-lay=lay&-Find)
・順天堂大学医学部付属順天堂医院 泌尿器科HP(http://juntendo-urology.jp/treatment/pharmacotherapy/)


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