マイクロRNA(miRNA)とプテロスチルベン


前回はマイクロRNA(miRNA)についてまとめましたサゲサゲ↓
http://150.60.154.181/blog/20141016/

miRNAはまだ馴染みの薄い言葉なので、興味を持つ方は少ないかもしれませんねしょぼん

しかし、miRNAは多くの病気の治療に用いることが期待でき、その研究が進んでいますマイクロチューブ(ブルー)
そこで今回は、miRNAが臨床でどのように役立つのか、また、食品成分であるプテロスチルベンによるmiRNA制御などについて簡単にまとめたいと思いますblush

●病気の治療とmiRNA
前回のブログでも書いた通り、miRNAの発現は細胞や器官・臓器の分化に関わるため、miRNA発現が異常になってしまうと病気へとつながってしまいますscream
そこで、miRNAを標的とした下記のような治療法が考えられ始めています↓

①miRNA発現のコントロール
miRNAは現在2400種類以上見つかっていますが、病気になることで発現量が増加するアップものや逆に減少するダウンものがあり、最近の研究では、それぞれの病気でどのmiRNAが変動するのかが分かってきています。

そのため、miRNA自体の投与、薬物や食品成分の摂取などによるmiRNA発現のコントロールが期待されていますキラキラ

②miRNAの除去
miRNAの除去とは、血液中に存在する悪玉miRNAを透析によって直接除去することで、悪影響を抑える方法です。

この方法が最も早くから実施されていますbulb

●miRNAとプテロスチルベン
miRNAの発現は、普段食べている食品成分によって直接影響を受けていると言われていますえっ

国立がん研究センター研究所では、食品成分によるmiRNA発現への影響を調査していますが、その結果、レスベラトロールやレスベラトロールととても似た構造をしているプテロスチルベンが、がん抑制的に働くmiRNA発現を増加させることを突き止めました。

調査では、レスベラトロールやプテロスチルベンにより、乳がん細胞においてがん抑制的なmiRNA発現量が上昇し、抗がんに役立つ可能性があることが分かりました合格
そして、その働きはレスベラトロールよりもプテロスチルベンの方が強いことが分かっていますビックリマーク

<レスベラトロールとプテロスチルベンについて>
レスベラトロールは赤ワインワインなどに豊富に含まれ、老化を抑制する長寿(サーチュイン)遺伝子を活性化させると一時話題になったことのあるポリフェノールです。

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上図のように、プテロスチルベンはレスベラトロールの2か所の水酸(-OH)基メトキシ(-OCH3)基に置き換わっています。

この違いによってプテロスチルベンはレスベラトロールよりも脂質に溶けやすくなり、より体内に吸収されやすく、体内に留まっている時間も長くなると考えられています音譜
だから、きっとプテロスチルベンの方が働きが良いんですねにこにこ!!

●プテロスチルベンのヒト試験
当社では、プテロスチルベン含有のサプリメントを用いてヒトでの試験を行っています。

<試験内容>
対象:34~55歳の男性5名
試験食:プテロスチルベン 180㎎/日

<結果>
乳がん、卵巣がん、胃がん、膀胱がん、メラノーマ、膵臓がん、肺がんに関連するmiRNAをがん抑制の方向に制御していることが分かった。

なお、プテロスチルベン以外でも、クルクミンやイソフラボン、カテキンなどについてもその可能性が示唆されているようです。

プテロスチルベンは、がん抑制以外にも、血糖やインスリン抵抗性の改善LDLコレステロールの減少抗炎症作用抗酸化作用認知機能促進作用など様々な効果が期待できる優れものですbulb
私の場合、月経不順の改善にも役立っていますlaughing

レスベラトロールを摂取していても体感がない方、是非プテロスチルベンをお試しくださいラブラブ

 

(さ)

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