LOH症候群で悩んでいませんか?


先日、泌尿器科が専門で、男性更年期などに詳しい先生にご来社いただき「男性のアンチエイジング」についてお話を聞きましたbulb

私は今まで男性の更年期についてあまり知識がなかったのですが、お話を聞いてとても勉強になりましたビックリマーク

今回は「LOH症候群(いわゆる男性更年期障害)」について簡単にまとめたいと思いますpoint_up

●LOH症候群とは
Late-onset hypogonadismの略で日本語では「加齢男性性腺機能低下症候群」と呼ばれます。
※先生曰く、LOHは、「ロウ」ではなく「エルオーエイチ」と読むのが正しいそうですよにこにこ

よくある症状は以下の通りですサゲサゲ↓

・身体症状
倦怠感、筋力低下、ほてり、発汗、筋肉痛、関節痛、睡眠障害、陰毛の減少 など

・精神症状
イライラ、神経質、やる気がなくなる、うつ症状 など

・性機能症状
ED(勃起不全)、朝立ちの消失、オーガズムの低下、性欲そのものが無くなる など

女性は閉経によって急激にホルモン分泌が減少しやすいため、更年期障害の症状が出やすいと言われていますが、男性でも上記のような更年期症状が起こりますscream

特に年配の男性でうつ症状がある場合、本当はLOH症候群の症状であるにも関わらず、うつ病などと他の病名を診断されてしまうこともあるそうですあせる

●原因
ストレス加齢生活習慣病などによって男性ホルモン(テストステロン)が低下ダウンすることが原因だと言われています。

若い人ほどストレスの影響が強く、加齢についてれテストステロン低下による症状がでてきやすいと考えられていますが、テストステロンの量が少なくても何も症状がない方も多く、根本的な病態は明らかになっていません。

しかし、この理由のひとつは、ホルモンを受け取る受容体の感受性が関わっていると考えられます。

ホルモン量が多くても受容体の感受性が低ければ症状が出て、ホルモン量が少なくても受容体の感受性が高ければ症状は出ない可能性があります。

●診断
LOH症候群の診断方法には
AMSスコア(Heinemann aging male symptoms score)
血液中の男性ホルモン(遊離テストステロン)の測定
唾液中の男性ホルモン(遊離テストステロン)の測定
などがあります。

<AMSスコアによる評価>
以下の17項目の質問について、「症状ない=1、軽い=2、中等度=3、重い=4、非常に重い=5」として、合計の点数が37以上の場合には医療機関にかかった方が良いと言われています病院

1.総合的に調子が思わしくない
2.関節や筋肉の痛み
3.ひどい発汗
4.睡眠の悩み
5.よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
6.イライラする
7.神経質になった
8.不安感
9.からだの疲労や行動力の減退
10.筋力の低下
11.憂うつな気分
12.「絶頂期は過ぎた」と感じる
13.力尽きた、どん底にいると感じる
14.髭の伸びが遅くなった
15.性的能力の衰え
16.早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
17.性欲の低下

<血液中の遊離テストステロンの測定>
体内のテストステロン濃度は1日の中でとても変動しますが、午前中(特に早朝)に高値を示します。
(だから早朝勃起するんですねbulb
そのため、採血は午前中(できれば早い時間帯)が勧められます注射。

診断基準としては、遊離テストステロン濃度が8.5pg/ml未満の場合に男性ホルモン量が少ないと判断され、ホルモン補充療法などの治療が行われるそうです。

ちなみに、遊離テストステロン濃度11.8pg/mlは30歳代の平均値だそうです。

ホルモン補充療法では、テストステロンを注射したり(保険適用)、海外からテストステロン配合のクリームを輸入して塗る(保険適用外)などあるそうですので、専門の医療機関にご相談ください笑顔

LOH症候群でお悩みの方は多そうですねショック!

今後も、ブログで男性ホルモン関係についてご紹介できればと思います。
ご期待ください音譜

  

(さ)

  

<参考>
・加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引き(日本泌尿器科学会・日本 Menʼs Health 医学会
「LOH 症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会)
・三重大学大学院医学系研究科 生命医科学専攻 臨床医学系講座 腎泌尿器外科のホームページ
・愛媛大学医学部 泌尿器科 ホームページ
・イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書29版

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