チョコレートの効果


2月14日はバレンタインデーですね💝!
バレンタインと言えばチョコレートですが、チョコレートにネガティブな考えをお持ちの方はいませんか?
実はチョコレートには体に良い効果がたくさんあるので、今回は「チョコレートの効果」について紹介します!

チョコレートの歴史

チョコレートの原料はカカオの樹の果実の中にある種子(カカオ豆)です。
カカオのルーツはメソアメリカ(現在の中南米地域)であり、紀元前2000年頃からのマヤ文明やアステカ文明などの時代には食用以外にも通貨や万能薬としてなど様々な役割を担っていたと言われています。

最初、食用としてのカカオの役割は飲むチョコレートでしたが、18世紀以降にヨーロッパで技術革新が行われ、ココアパウダーや食べるチョコレートが生まれたそうです!
日本で最初にチョコレートを加工、製造、販売したのは明治11年のことで、当時はチョコレートを「猪口令糖」「貯古齢糖」などと漢字で表記されていました🍫!

チョコレートに含まれる栄養素

チョコレートには以下のような栄養素が豊富に含まれています。

【 チョコレート(100gあたり)に含まれる栄養素 】

そのほかにも、テオブロミン、カフェイン、フェニルアセトアルデヒド(香り成分)なども、チョコレートの種類によって異なると思いますが、含まれています。

チョコレートに期待される効果

最近では、機能性食品に分類されるチョコレートも増えており、からだに良い効果が期待されます!

動脈硬化予防

健常な男女11名に、カカオポリフェノール500mgを含むチョコレート25gを摂取させ、全血通過時間を調査した結果、全員の血液の流れる時間が短縮されました。
また、カカオポリフェノール500mgを含むココア23gをお湯に溶かして飲用していただき、全血通過時間を調査した結果でも、チョコレートと同じように血液の流れを改善することも報告されています。
日本チョコレート・ココア協会

【豆知識】カカオポリフェノールが多いのは??
カカオポリフェノールは、カカオを主原料とするチョコレートの代表的な栄養成分です。
チョコレートの苦味や渋味はこのカカオポリフェノールによるもので、ミルクチョコレートよりもビターチョコレートに多く含まれています!

美肌効果

健常な女性24名を対象にカカオポリフェノールを多く含むカカオ製品(フラバノール:326 mg配合)を12週間摂取すると、皮膚の角層水分量の低下を防ぐことが分かりました。
また、紫外線を単回照射した後、皮膚が赤くなる(紅斑形成)ことが抑えられることが報告されています。
Ulrike Heinrich et al.The Journal of Nutrition, Volume 136, Issue 6, June 2006, Pages 1565–1569,

デスクワークの疲労感緩和

健常な大学生39名を対象にチョコレートを摂取する群、黒砂糖菓子を摂取する群、コントロール群に分かれてもらい、「パソコンを用いた情報処理演習」を約3時間受講したところ、チョコレートの摂取によって、長時間集中力が維持される可能性があることが示された。
特に、演習開始前8時間以内に甘味物を摂取しなかった者については、演習開始時のチョコレートの摂取によって、イライラしない、疲労感が少ないなど精神的な安定が見られ、長時間集中力が維持される可能性があることが示された。
佐久間夕美子 et al.日健医誌 17 (1): 13−19,2008

認知機能向上効果

若年健常人18名を対象に、ダークチョコレート摂取群(24.0g/日)とホワイトチョコレート摂取群(24.5g/日)の2群に分け、それぞれ30日間の摂取した結果、ダークチョコレート摂取群で認知機能の向上が確認され、ホワイトチョコレート摂取群では正解数に有意な変化はなかった。
介入終了から3週間後の成績も、ダークチョコレート摂取群で正解数が多く、認知機能は引き続き高い状態に維持されていた。
住吉絵里 et al.Nutrients. 2019 Nov; 11(11): 2800.

チョコレートの上限量は??

 

チョコレートが、からだにいいとはいえ、脂質や糖質が高いので食べすぎには注意が必要です!
厚生労働省・農林水産省の「食事バランスガイド」によると、菓子・嗜好飲料の目安量は1日200kcal程度とされています🍩🍪
そのため、間食の適切量として1日あたり約30g(板チョコ1/2枚程度)を超えないようにすることが望ましいと思います。

 

また、チョコレートをたくさん食べると鼻血が出てしまうという話を、1度は聞いたことがありませんか?
実際に研究してみるとチョコレートを食べることにより鼻血が出るという医学的根拠は全くないそうです🤭
さらに、「チョコレートを食べると太ってしまう」と思っている方はいませんか?
もちろん食べすぎはよくありませんが、チョコレートの摂取で体重増加や体脂肪の蓄積にほとんど影響しないことが確認されているそうです!

まとめ

チョコレートは美味しいだけではなくてからだにも良いことが分かりますね!
また、チョコレートにはビターチョコレートやミルクチョコレート、ホワイトチョコレートなどいろんな種類がありますが、栄養素が多く配合されているのはビターチョコレートです。
しかし、カロリーを比べるとミルクチョコレートやホワイトチョコレートとそこまで大差はない、もしくは多少高い傾向にあります。

健康に良いからと言ってたくさん食べるのではなく、適量を守って美味しく味わってください😉

独立行政法人 農畜産業振興機構サイト

㈱明治サイト

日本チョコレート・ココア協会サイト

日本食品標準成分表2020(八訂)

この記事の著者

ゆーみん

管理栄養士

株式会社ヘルシーパス 企画開発部 / ためになる栄養講座・ブログ・お問い合わせ担当

自分自身のアレルギーと偏食がきっかけで管理栄養士を志向。大学卒業後は給食委託会社に就職し介護食からスポーツ栄養まで幅広い食に従事。

読んでいただいた皆さんに「ためになった」「面白かった」と思っていただけるようなブログづくりを心掛けています。

自己紹介ブログ ⇒ 新しいメンバーの自己紹介(管理栄養士:荒木)

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