チョコレートの効果


もうすぐバレンタインデーですねラブラブ

バレンタインと言えばチョコレートチョコレートキラキラ
「チョコレートは太る」「チョコレートは体に良くない」などとチョコレートを避けている方もいらっしゃるかもしれませんが、チョコレートには体に良い効果がいっぱいですblush

というわけで、今回は「チョコレートの効果」についてご紹介しますbulb

●チョコレートの歴史
チョコレートの原料はカカオの樹の果実の中にある種子(カカオ豆)ですカカオ
カカオのルーツはメソアメリカ(現在の中南米地域)であり、紀元前2000年頃からのマヤ文明やアステカ文明などの時代には食用以外にも通貨万能薬としてなど様々な役割を担っていたと言われていますびっくり

その後、スペインからヨーロッパに伝わり、アメリカ、日本に伝来しました。
最初、食用としてのカカオの役割は飲むチョコレートでしたが、18世紀以降にヨーロッパで技術革新が行われ、ココアパウダーや食べるチョコレートが生まれたそうですにこにこ
日本で最初にチョコレートを加工、製造、販売したのは明治11年のことで、当時はチョコレートを「猪口令糖」「貯古齢糖」などと漢字で表記されていましたチョコレート

●カカオの加工について
実はチョコレートは発酵食品であるという事をご存知でしょうかはてなマーク
カカオ豆の収穫から加工までの流れは以下の通りですサゲサゲ↓

カカオ豆はカカオポッドと呼ばれる硬い殻で覆われているため、カカオの実を収穫後はカカオポッドからカカオ豆を取り出す

バナナの葉で包んだり木箱に入れ、約1週間カカオ豆を発酵させ、チョコレートらしい香りや味の元になる成分が生まれる。

発酵後は天日や熱風で乾燥させる。

世界各地へ出荷され、各工場で独自にローストなどの加工をする。
この加工によって更にチョコレートらしい複雑かつ多様な香りや味が生まれる。

●チョコレートに含まれる栄養素と効果
チョコレートには以下のような栄養素が豊富に含まれており、体に良い効果が期待されますサゲサゲ↓

【 チョコレートに含まれる栄養素 】
カルシウム

亜鉛
食物繊維
ポリフェノール
テオブロミン
カフェイン
フェニルアセトアルデヒド(香り成分)
 など

【 期待される効果 】
◆動脈硬化予防
カカオポリフェノールがLDLコレステロールの酸化を防ぎ、さらにドロドロの血液をサラサラにするため、動脈硬化の予防効果が期待される。
この効果はミルクチョコレートよりもダークチョコレートの方が高い。

◆血圧低下作用
カカオポリフェノールが血管で起こっている炎症に作用することで、炎症が軽減されて血管が広くなる効果が期待できるため、血圧低下作用が期待される。
この効果はカカオ含有率が高いダークチョコレートで高いが、カカオを含まないホワイトチョコレートでは効果はない。

◆ストレスの予防・緩和
カカオポリフェノールにストレスホルモンの分泌を抑える作用がある。
また、カカオポリフェノールを含む食べ物をあらかじめ食べておくと、ストレスを感じる場面に遭遇してもストレス反応が抑えられる事が分かっており、ストレスの予防や緩和に役立つ。
さらに、テオブロミンやチョコレートの香り成分にはリラックス効果があると言われている。

◆睡眠効果
乳成分に多く含まれるトリプトファンは睡眠ホルモン(メラトニン)の材料となるが、脳へのトリプトファンの取り込みを助ける成分に糖質(グルコース)がある。
グルコースによってインスリンの分泌が促させると、トリプトファンが脳へ取り込まれやすくなるため、乳成分や糖質が含まれているミルクチョコレートに睡眠を促す効果が期待できる。

※チョコレートにはカフェインが含まれているため、カフェインに弱い方には就寝前のチョコレート摂取はお勧めできません

◆その他
・便通改善
・認知機能の向上
・美肌効果
・アレルギー対策
 など

さらに、最近の研究(動物実験)では、交感神経や副交感神経、褐色脂肪細胞(UCP-1)に対するミルクチョコレートとビターチョコレートの働きの違いも調べられていますねずみチョコレート

ミルクチョコレート
・副腎交感神経活動 … 低下ダウン
・褐色脂肪細胞(UCP-1) …抑制ダウン
・胃副交感神経活動 … 低下ダウン
・体温 … 低下ダウン
・血圧 … 低下ダウン

消化管の働きを抑制して食欲を抑える」ことと「褐色脂肪細胞の働きを抑えて熱産生を抑制し、体温を下げる(入眠を促進)」効果が期待される。

ビターチョコレート
・副腎交感神経活動 … 増加アップ
・褐色脂肪細胞(UCP-1) …増加 アップ
・胃副交感神経活動 … 増加アップ
・体温 … 上昇アップ
・血圧 … 低下ダウン

消化管の働きを高めて便通を改善し、消化・吸収を良くして食欲を上げる」ことと「褐色脂肪細胞の働きを高めて熱産生を促し、体温を上げる(精神的・肉体的能力を高める)」効果が期待される。

いかがでしょうかはてなマーク
チョコレートは美味しいだけではなくて体にも良いことが分かりますねbowtie

ちなみに、例えば血圧低下作用の研究では、4週間毎日高カカオ含有チョコレート(カカオ含有率70%以上)を25g(板チョコ約半分)食べて良い結果が出たようですが、体重やBMIなどの増加はみられなかったそうですグッド!

チョコレートは砂糖を多く含むものが多いため、たくさん食べるのは良くありませんが、カカオ含有率が高いものを板チョコ半分程度であれば、太ることはなく安心して食べられるんです音譜

バレンタインデーは、本命チョコ、義理チョコ、逆チョコ、友チョコ、自分チョコなどチョコレート渡したりもらったりすることが増えるため、チョコレートを食べる機会が普段よりも多くなりますチョコレート
食べすぎには注意しつつ、健康のために上手にチョコレートを取り入れてみてくださいbulb

(さ)

<参考>
・独立行政法人 農畜産業振興機構サイト(http://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_000140.html)
・㈱明治サイト(http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/)
・日本チョコレート・ココア協会サイト
・http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/cacao/flow.html
・http://www.chocolate-cocoa.com/symposium/pdf/sympo_13d.pdf
・日本食品標準成分表2015年版(7訂)
・国立循環器病研究センター 循環器病情報サービスサイト(http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph79.html#s4-3)
・甲南大学サイト(http://www.konan-u.ac.jp/special/vol_5.html)

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