【論文紹介】明るい環境の夕食で血糖値上昇


皆様の食卓の明かりは日中のような青白い明るい光ですかはてなマーク
それとも温かみのあるオレンジ色の落ち着いた光でしょうかはてなマーク

 

実は、光の種類やその光を浴びる時間帯によって糖質の代謝に変化が起きてしまう可能性があるようですびっくり

今回は「食卓の明るさと血糖値」について調べている論文をご紹介します電気

●食事中の明るい光は、代謝を変化させて血糖値を下げにくくする
食事中に明るい光を浴びるとインスリン抵抗性が増加し、代謝に影響を与える可能性がある」という内容のアメリカにあるノースウエスタン大学からの研究報告ですサゲサゲ↓

【目的】
近年の私たちの生活は、日中に光をあまり浴びず、夜に光を浴びるなど光の浴び方に変化が起きている。
光の当たり方の変化によって概日リズムの乱れや生理的覚醒が起き、空腹状態や栄養の代謝に影響が及ぶ可能性がある。
実際に、光の当たり具合と食行動、代謝は関連している事が指摘されている。

そこで、朝と夜に日中の日差しのような青白い光を浴びた場合の空腹状態、代謝状態などを調べる。

【対象】
規則正しい食事と睡眠時間をとっている18~50歳の健康な成人男女19名

【方法】
対象者を無作為に以下のような2つのグループに無作為に分けて調査した。

2日目は起床後から薄暗い明りで過ごし、3日目は起床後30分後に青白い光を3時間浴びながら食事を摂る朝群
2日目は起床後から薄暗い明りで過ごし、3日目は起床後10時間30分後に青白い光を3時間浴びながら食事を摂る夜群

なお、朝群は起床後、夜群は起床後10時間後から4時間の間に30分間隔で採血を行い、グルコース、インスリン、コルチゾール、レプチン、グレリンなどの濃度を測定した。
採血は食事前、食事中、食後に行った。

2016060830

【結果】
空腹感、レプチンやグレリン濃度については、2日目と3日目、朝群と夜群で有意な差は見られなかった

朝群も夜群もインスリンの分泌量やインスリン抵抗性が3日目で有意に増加したが、インスリン分泌のピーク量には2日目と3日目で差がなかった

・夜群と朝群を比較したい場合、夜群の方が血糖値のピーク濃度が有意に高かった

夜群では青白い光を浴びることで眠気が抑えられた

【まとめ】
特に夜に青白い光を浴びることで糖質の代謝と睡眠に影響を与える可能性がある。

<論文要旨>
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0155601

明るい環境で食事をするために、食卓では昼間のような明るい(青白い昼光色の)蛍光灯にしている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、健康のためには少し暗め(温かみのある電球色の蛍光灯)の蛍光灯にした方が良いかもしれないですねにこにこ

特に夜は睡眠にも影響が出る可能性があるため、寝つきが良くないような方も蛍光灯の色を変えてみるのもよさそうですビックリマーク

もし、どうしても蛍光灯を変えることはできないけれども夜に血糖値を上げにくくしたい場合には、ご飯やパン、麺などの糖質の摂取を減らしたり、食前や食中に食物繊維を摂ることもお勧めですよグッド!

 

(さ)

 

<参考>
・リンク・デ・ダイエット(http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=54465&-lay=lay&-Find)

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