冬季うつ病について


冬季うつ病は、季節性うつ病、季節性感情障害(SAD)とも呼ばれ、1984年に米国の精神科医であるノーマン・E/ローゼンタール氏らが発表した、秋から冬にかけて発症しやすい神経疾患です😓💦

今回は「冬季うつ病」について簡単に紹介します!

冬季うつ病とは?

うつ病の分類には「メランコリー型」、「非定型」、「季節型」、「産後」などがあり、冬季うつ病は季節型に分けられます
主に、秋から冬にかけてうつ症状が現れ、春先の3月ごろになると回復するようです。
発症年齢は20歳代前半で、女性に多く、うつ病という名前はついていますが、精神的な問題を抱えている一般のうつ病とは状況が異なります。

<冬季うつ病の代表的な症状>

□以前ならできた仕事をうまく処理できない
□考えたり、集中する力が明らかに落ちる
□いつも悲しく、泣けてきてしまう
□自己否定的になる
□普段より睡眠時間が数時間長くなったり、朝起きられなくなる
□一日中、横になって過ごしたいとおもう
□炭水化物に偏る食事をコントロールできない、体重が増える

冬季うつ病は、うつ病の主要な症状である「憂うつ感」は目立たず、上記の通り少し症状が特徴的です👀
代表的な症状が2年続けば「冬季うつ病」の可能性が非常に高いといわれています。

冬季うつ病の原因

冬場の発症することが多く、高緯度地域に患者が多く発生することから、
主に日照時間や日の出から日没までの日長時間の短さに関係していると推定されています。

身体で感じる光の刺激が減ると2種類の脳内ホルモン(セロトニンとメラトニン)の分泌量が変化します。

精神を安定させるセロトニンが減少すると脳の活動が低下するため、うつ状態を引き起こすと考えられますが、
減ったセロトニンを作り出すためには糖質が必要なので、炭水化物を中心に食欲が強くなります。

また、メラトニンは増加するため睡眠時間が増えて朝起きられなくなったり、日中も眠気が残ったりもします。

冬季うつ病にならないために

①日光に当たる生活を心がける

日光に当たる時間が長くなれば軽快する傾向があるようです。
部屋に日光を取り入れる工夫をするなど、出来る限り日に当たるようにしましょう☀

②早起きをする

人間の体内時計は約25時間のため、朝日を浴びることで24時間リズムにリセットしています。
季節とともに変わる日照時間により、人間の体は調子を崩すことがあります。
冬は特に早寝早起きを心がけて自分が感じる日照時間を伸ばすのがお勧めです⏰

③運動をする

運動をすると脳から抗うつ作用のあるホルモンが分泌され、神経の成長も促すことも明らかになっています。
しかし、最初から無理にジョギングなどをするのではなく、家事などで体を積極的に体を動かすことから始め、徐々にウォーキングなどをしていくといいかもしれません🏃‍♀️🏃

④食事の工夫をする

食物の中に含まれるトリプトファンというアミノ酸から、脳内ホルモンであるセロトニンができ、同じ脳内ホルモンであるメラトニンの生成に携わります。

 

この一連の流れには、ナイアシンやビタミンB6、葉酸、マグネシウム、鉄など多くの栄養素が必要です。

また、ビタミンDはセロトニンレベルに影響を与えると考えられているため、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

 


冬季うつ病とまではいかなくても、冬になるといくら寝ても寝足りなかったり、食欲がコントロールできなくなるのは脳内ホルモンの影響があったんですね😅🥢
冬太りしないようにするためにも、早寝早起きをして朝日を浴び、日中は日光に当たることを心がけるようにしたいと思います!

 

社会福祉法人恩賜財団済生会 HP

American Academy of Family Physicians

糖尿病ネットワーク HP

こころの耳 HP

この記事の著者

ゆーみん

管理栄養士

株式会社ヘルシーパス 企画開発部 / ためになる栄養講座・ブログ・お問い合わせ担当

自分自身のアレルギーと偏食がきっかけで管理栄養士を志向。大学卒業後は給食委託会社に就職し介護食からスポーツ栄養まで幅広い食に従事。

読んでいただいた皆さんに「ためになった」「面白かった」と思っていただけるようなブログづくりを心掛けています。

自己紹介ブログ ⇒ 新しいメンバーの自己紹介(管理栄養士:荒木)

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