ビタミンDとインフルエンザ


気温が低下して湿度が下がり、そろそろインフルエンザシーズンが到来ですね💦

皆さんはインフルエンザ対策はしていますか?

今回は、これからの季節に不足しがちでインフルエンザとの関連も報告されているビタミンDに着目し、「ビタミンDとインフルエンザ」についてまとめます。

 

●ビタミンDってどんな栄養素?

ビタミンDとは、ビタミンD2 (エルゴカルシフェロール) とD3 (コレカルシフェロール) の総称です。

ビタミンD2は植物に存在するエルゴステロールから、ビタミンD3は動物に存在する7-デヒドロコレステロール (7-DHC) から紫外線の照射によって作られます。

ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や恒常性の維持骨の代謝細胞成長神経筋機能および免疫機能の調節炎症縮小などに関係しています。

紫外線対策をしている人や日光にあたる機会の少ない人、高齢者、肥満者などではビタミンDが不足することがあり、不足すると子供ではくる病、成人では骨軟化症や筋力低下などが起こることが知られています。

 

 

●ビタミンDとインフルエンザの関係

上記でも説明していますが、ビタミンDには免疫機能を調節する作用があり、インフルエンザ対策に有効であると言われています。
ビタミンDとインフルエンザに関連した論文をご紹介します。

 

ビタミンD摂取した子どもはインフルエンザ発症率が低い
2008年12月~2009年3月の流行期に、12施設で6~15歳の日本人の子供334人を対象に行われ、半数に30μg(1,200IU)のビタミンD3入りカプセルを、残りの半数にビタミンD3が入っていないカプセルを毎日与えた。
結果、ビタミンD3入りグループの方がA型インフルエンザ発症率が42%低かった
Am J Clin Nutr 2010;91:1255-1260)。

 

 

 

ビタミンDの不足がないようにしたいけど、「紫外線に当たりたくない」、「日光に当たる機会がない」という方がいらっしゃると思います。

そんな時には、ビタミンDが多く含まれる食品を摂取するのがお勧めです。
ビタミンDは、きくらげ紅鮭しらす干しイクラなどに多く含まれているため、これからの時期はこういった食品を上手く食事に取り入れると良いでしょう。

それが難しい場合には、ビタミンDのサプリメントを活用すると手軽に補給できるためお勧めです💡

 

なお、ビタミンDについては過去のブログでも何度か取り上げています。
以下のブログでは、都市によって、どのくらいの時間日光を浴びる必要があるかも紹介していますので、是非御覧ください⬇

【論文紹介】血中ビタミンD濃度が高いと乳がん生存率が高い

 

今年の冬は、ビタミンDをしっかり補給して元気に冬を乗り切りましょう😄

 

(管理栄養士 さ)

 

<参考>

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』「統合医療」情報発信サイト
・健康食品・サプリメント[成分]のすべて 2017 ナチュラルメディシン・データベース
・日本食品標準成分表2015年版(七訂)


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