天然のビタミンCと合成のビタミンCの違い


市場には、100%天然由来のビタミンCを使用したものもあれば、デンプンから合成して作られたビタミンCを使用しているサプリメントもあります!
同じビタミンCでも「天然と合成では、どちらのビタミンCが良いのか?」気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は「天然と合成のビタミンCの違い」について紹介します💡

「天然」と「合成」の定義

サプリメントで使用する栄養素原料には天然と合成の2種類がありますが、実際のところ明確な定義はありません
そこで、当社ではそれぞれ以下のように定義しています。

天然原料

野菜、果物、魚介、酵母などから抽出された原料

合成原料

人工的に分子の構造を変化させてつくられた原料

(ブログ:サプリメントは「合成派?」「天然派?」

天然ビタミンCの利点と欠点

利点

・ビタミンC以外にも有効成分が含まれているため
 同量のビタミンCであれば合成よりも天然の方が働きが良い
胃腸への負担が少ない

欠点

・ほかの成分も入っているため、ビタミンCの含有量は少ない
・合成品よりも価格が高い
食物アレルギー(おもに野菜・果実類など)を持つ方は注意が必要

合成ビタミンCの利点と欠点

利点

・合成品のほぼ100%がビタミンCのため含有量が多く、少量でたくさんのビタミンCを補給可能
・天然品よりも価格が安い

欠点

・一度にたくさんのビタミンCを摂取すると、ビタミンCによって一過性の胃腸症状が出る可能性がある

 

合成ビタミンC原料は中国産?

日本では、合成ビタミンC原料の90%以上を中国から輸入しています。
そのため、当社で使用している合成ビタミンC原料も中国産ですが、商品に最も適した原料を、信頼できる国内外の原料メーカーより調達しています。

中国産に限らず、原料選定の際には、原料メーカーから調査報告書(例:使用農薬や管理状況などの情報)を入手し、安全基準に適合していることも確認しています。
合成ビタミンC原料を使用したサプリメントを購入する場合には、厳しい品質管理・製造管理のもとで、安全性や品質が確保された国内のGMP認定工場で製造されたものなどを選ぶと良いでしょう。

まとめ

天然ビタミンCも合成ビタミンCも同じビタミンCです。
そのため、当社の商品の場合「合成と天然のどちらが良いですか?」と聞かれた場合は、 お客様のご要望やお悩みに合わせておすすめする商品を変えています

どのようにビタミンCが摂りたいかよく考えてからサプリメントを摂取しましょう!

この記事の著者

ゆーみん

管理栄養士

株式会社ヘルシーパス 企画開発部 / ためになる栄養講座・ブログ・お問い合わせ担当

自分自身のアレルギーと偏食がきっかけで管理栄養士を志向。大学卒業後は給食委託会社に就職し介護食からスポーツ栄養まで幅広い食に従事。

読んでいただいた皆さんに「ためになった」「面白かった」と思っていただけるようなブログづくりを心掛けています。

自己紹介ブログ ⇒ 新しいメンバーの自己紹介(管理栄養士:荒木)

 

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