「糖化」と「美容」の関係②


以前のブログ(「糖化」と「美容」の関係①)では「糖化」や「AGEs」についてご紹介いたしました。

今回は、糖化を防ぐ方法やAGEsを溜め込みにくくなる習慣をご紹介させていただきます。

●糖化を防ぐには?

糖化を防ぐ方法としては、「余分な糖を吸収しない」「糖化反応を抑制する」などがあります。

糖化反応は体内で糖が過剰になっていることが原因と言われているため、「食事」や「運動習慣」などを見直し、身体に余分な糖分を溜め込まないことが重要だと言われています ニコニコ

<食事>
食事の内容や食べる順番を工夫することで糖化反応を抑制することに繋がります。

具体的な方法として、食事の糖質量を意識して過剰な糖の摂取を避けることや、野菜から先に食べることを意識すると良いとされています キラキラ

<適度な運動>
運動を行うことで筋力が上がって糖が消費されやすくなることや運動そのものも糖の消費を促してくれることから、糖化の抑制が期待できます。

そのため、適度な運動習慣はAGEsを溜めにくい体作りのためにもお勧めです ウインク

●糖化を抑制する栄養素

糖化を抑制する効果が期待できる栄養素は、以下の通りです。

【表:抗糖化作用が期待できる栄養素】

糖化反応やAGEs生成反応はとても複雑で、特にAGEsが生成される際には、糖化反応と酸化反応が複雑に絡み合っていると言われています。
そのため、生体内での抗糖化作用には「複数の成分が同時に多経路を阻害する必要がある」という考え方から、抗糖化作用のあるハーブを組み合わせた「混合抽出物」による抗糖化作用に関しても研究が進められています。

そこで、抗糖化作用のあるハーブを組み合わせた「混合抽出物」を用いて行った研究をご紹介いたします。

●4種のハーブ(カモミール、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ)混合抽出物を用いた試験

1. 2型糖尿病患者を対象とした試験

・対象:2型糖尿病患者7名(男性6名、女性1名)

・方法:4種のハーブ混合抽出物600㎎を12週間、1日1回朝食前に摂取

・検査方法:摂取前、2週後、4週後、8週後、および12週後に、理学検査(体格指数、体脂肪率等)、検体検査(血液、尿)、医師による診察・問診、日誌・アンケートによる生活状況調査

・結果

①血中AGEs濃度の変化:
12週間の摂取により、2型糖尿病患者の血中AGEs(3DG、CML)が有意に減少した。

②皮膚弾力性増加作用:
キュートメーターにより皮膚弾力性を測定したところ、8週目から有意に皮膚弾力指数が増加した。

③酸化ストレス:
「8-OHdG(DNAに対する障害マーカー)」や「イソプラスタン(リン脂質に対する障害マーカー)」の低減がみられ、生体の酸化を抑制することが確認された。

<まとめ>

4種のハーブ抽出物摂取により、たんぱく質の変性や組織のダメージを軽減し、合併症の進展予防や糖化による肌の弾力性の低下を抑制する効果が期待できる可能性がある。

2. 抗糖化による美肌作用確認試験

・対象:皮膚AGEs沈着量が多い40-65歳の日本人女性24名

・方法:4種のハーブ抽出物摂取群(1日100㎎、12名)、プラセボ群(12名)での二重盲検ランダム化比較試験

・検査方法:摂取前、8週後、および12週後に血液検査、皮膚関連測定、問診を行う

・結果

①上腕皮膚のメラニン指数

被験食群はプラセボ群と比較し、上腕皮膚のメラニン量指数と上腕皮膚の色差b*(黄色)が有意に低下した。

②顔面皮膚の褐色のシミ

被験食群はプラセボ群と比較し、VISIA画像診断での褐色のシミ、シミの数値が改善した。

③色差測定結果

被験食群では、皮膚の色味の黄色化、褐色化の抑制と血色の改善傾向がみられた。

<まとめ>

 4種のハーブ抽出物摂取により皮膚色の黄色化および褐色化を抑えとともに、血色を改善する可能性が示された。

体内の糖化が進み、AGEsが蓄積すると、見た目としては肌のくすみやたるみ、シミの増加などの変化が現れると言われています ガーン

以前より肌が黄色っぽくくすんできた、褐色のシミが増えてきた、または肌がたるんできた、などのお悩みのある方は、「抗糖化」を心がけることでお悩みの改善に繋がるかもしれません ウインクキラキラ

ぜひ、参考にしていただければと思います。

(あ)

アークレイサイト からだサポート研究所 糖化と抗糖化
アークレイ からだサポート研究所 抗糖化美容素材(AGハーブMIX)資料
SHARP 最終糖化産物(AGEs)測定器 資料